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冷池山荘 宿泊レポ(料金・食事・予約・テント場・施設)

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鹿島槍ヶ岳の登山で多くの人が拠点にするのが、稜線上に建つ冷池山荘(つめたいけさんそう)です。五竜から八峰キレットを越えてきた縦走者にとっても、ここは長い一日を終える大切な宿。この記事では、料金・食事・予約方法・テント場・施設から、到着の流れや持ち物まで、冷池山荘の宿泊情報をまとめてご紹介します。

目次

冷池山荘の基本情報

冷池山荘は、爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳の間、冷乗越(つめたのっこし)の近くに建つ山小屋です。鹿島槍へはここから空身で往復できる絶好の位置にあり、後立山の縦走路上の要にもなっています。同じ運営グループに、扇沢側の種池山荘と、針ノ木方面の新越山荘があり、3つの山小屋が連携して稜線をつないでいます。

項目内容
標高約2,410m
定員120名(完全予約制)
2026年営業期間7/1(水)〜10/17(土)
予約電話0261-22-1263

稜線上に建つため眺めはよく、晴れた日には剱・立山を望みながらの一夜になります。最新の営業期間や予約状況は、必ず冷池山荘公式サイトでご確認ください。

料金(2026年)

宿泊料金は以下のとおりです。特定の平日には割引が適用されます(土曜・連休前を除く)。素泊まりは電話のみの受付で、ネットで宿泊予約をしたあとに電話で変更することも可能です。

プラン通常平日割引
1泊2食16,000円15,200円
1泊夕食15,200円14,400円
素泊まり11,000円11,000円

料金は改定される場合があります。予約前に必ず公式サイトで最新の金額をご確認ください。水は1リットル200円ですが、宿泊者・テント利用者には1リットルのサービスがあります。

予約方法 ― 完全予約制に注意

冷池山荘は完全予約制です。当日ふらりと立ち寄っての宿泊はできないため、必ず事前に予約しましょう。予約はネット予約サイトまたは電話で受け付けており、FAXでの予約はできません。混雑緩和のため、できるだけネット予約の利用がすすめられています。週末や連休は早く埋まるので、計画が決まったら早めの確保が安心です。

  • 電話受付:0261-22-1263(営業期間中は9:00〜17:00)
  • キャンセルは前日午後4時までに連絡を(当日キャンセルは料金が発生)
  • 予約後は公式サイトの「宿泊者名簿」を記入しておくと受付がスムーズ
  • 素泊まりへの変更は電話で相談

名簿には名前・住所・緊急連絡先などを記入します。山では受付時間を短縮でき、万一のときの素早い対応にもつながるので、事前の登録をおすすめします。

食事と売店

標高2,400mの稜線で温かい食事をいただけるのは、山小屋泊ならではの楽しみです。日中は食事処も営業しており、カレーライスやカップラーメン、ホットコーヒー(200円)などが用意されています。長い縦走を終えたあとの一杯は格別です。

売店では缶ビールやジュース、お菓子、行動食、オリジナルTシャツなども購入できます。ちなみに、同じグループの種池山荘では焼き立てピザが名物。鹿島槍を周回ルートで歩くなら、ぜひ味わってみたい一枚です。なお在庫や提供時間には限りがあるため、確実に食べたい場合は時間に余裕を持って立ち寄りましょう。

館内のようすと寝床

稜線上の山小屋らしく、館内はコンパクトながら必要なものはそろっています。寝具は備え付けで、シーズンや混雑状況によって相部屋になります。消灯は20:15と早めなので、翌朝の鹿島槍アタックに備えて早めに休むのが基本。大きな声での会話や、夜間のヘッドランプの扱いなど、ほかの登山者への配慮も山小屋マナーとして大切です。

到着が遅れそうなときは、必ず山荘へ連絡を入れましょう。とくに五竜から八峰キレットを越えてくる場合は行動時間が長くなりがちなので、余裕を持った計画と、早着を心がける歩き方が安心です。日没後の到着は道迷いや事故のリスクが高まるため、午後の早い時間に着けるよう逆算して行動しましょう。

持ち物・あると安心なもの

山小屋泊といっても、稜線上の環境は厳しいもの。基本の登山装備に加えて、次のものを用意しておくと快適に過ごせます。

  • 現金:売店・トイレチップ・充電などに必要。多めに用意を
  • 耳栓・アイマスク:相部屋でぐっすり眠るための定番アイテム
  • 防寒着・手袋:朝晩は氷点下になることもある
  • ヘッドランプ:早朝アタックや夜間トイレに必須
  • モバイルバッテリー:圏外でも地図アプリで電池を消耗しやすい

とくに鹿島槍へのアタックは夜明け前後に出発することも多く、ヘッドランプと防寒着はすぐ取り出せる場所に入れておくと便利です。前日のうちに翌朝の支度をまとめておくと、暗い時間でも静かに動けます。

テント場の情報

冷池山荘のテント場は、山荘から徒歩約15分ほど離れた場所にあります。約35張ほどのスペースで、トイレと水は山荘まで戻って利用します。週末などの特定日は完全予約制になっているため、テント泊を計画する場合も事前確認が欠かせません。

区分料金(1人1泊)
大人2,000円
中・高・大・専門学生1,000円(要学生証)
小学生800円
未就学児無料

近年はテント場周辺でのクマの目撃も増えています。食べ物はテントの外に置かず、生ゴミの始末も徹底しましょう。テント場の夕食は、宿泊者と同じくカレーやラーメンの軽食対応が可能ですが、事前の申込が必要です。水場が山荘側にあるぶん、テント泊では行動の動線も考えて設営すると快適に過ごせます。

施設・設備で知っておきたいこと

  • 消灯は20:15。早めの就寝が基本です。
  • 携帯電話(docomo中心)は山荘周辺でほぼ圏外。緊急用に充電は1回100円で可能。
  • トイレはチップ制。協力金を忘れずに。
  • 支払いに備え、現金は多めに用意しておくと安心です。

電波が届きにくいぶん、家族や同行者には事前に行程を共有しておきましょう。下山連絡が遅れて心配をかけないためにも、計画書の共有は大切です。

下山後の楽しみ

下山後は、大町温泉郷の日帰り湯「薬師の湯」で汗を流すのが定番です。縦走の疲れをじっくりほぐしてから帰路につけば、山旅の余韻もひとしお。信濃大町は名水の里としても知られ、立ち寄りどころにも事欠きません。

まとめ|冷池山荘を拠点に鹿島槍へ

冷池山荘は、鹿島槍ヶ岳の登山にも後立山の縦走にも欠かせない、稜線上の頼れる拠点です。完全予約制・FAX不可・消灯20:15といった点だけ押さえておけば、あとは温かい食事と大展望が待っています。五竜から八峰キレットを越えてたどり着く一夜は、きっと忘れられない山旅になるはずです。

登山ルートの選び方は【2026年最新】鹿島槍ヶ岳 登山ルート完全ガイドにまとめています。あわせてどうぞ。

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