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登山ヘッドライトおすすめ6選!山小屋泊で失敗しない選び方

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初めて山小屋に泊まった夜、消灯のあとに「こんなに暗いのか」と驚いた方は多いと思います。

山小屋は20時から21時ごろに消灯するところが多く、そのあとは本当に真っ暗です。トイレに行くにも、ザックから着替えを出すにも、明かりがなければ動けません。

そこで欠かせないのがヘッドライトです。ただ、お店に並ぶ製品は明るさも価格もばらばらで、どれを選べばいいのか迷いますよね。

「ルーメンとか防水とか、正直よくわからない…」

結論からお伝えすると、山小屋泊なら明るさより「赤色ライト」と「電源」で選ぶのが失敗しないコツです。

この記事では、北アルプスの山小屋に何度も泊まってきた私が、山小屋泊で困らないヘッドライトの選び方と、おすすめの6製品を比べて紹介します。

この記事でわかること

  • 山小屋泊でヘッドライトが必要になる場面
  • 山小屋泊で失敗しない3つの選び方
  • おすすめ6製品の明るさ・重さ・価格の比較
  • タイプ別の「迷ったらこれ」
目次

迷ったらこれ|山小屋泊向けのおすすめ早見

時間がない方のために、タイプ別に3つだけ先に挙げておきます。

6製品の違いは、比較表でひと目で確認できます。

私が使ってきたブラックダイヤモンド「スポット」

私が山小屋泊のたびに枕元に置いてきたのは、ブラックダイヤモンドの「スポット」です。かなり前に買った旧型のモデルです。

気に入っているのは、光を2種類に切り替えられるところです。近くを広く照らす光と、遠くをまっすぐ照らす光があります。

登山道を歩くときは遠くを照らし、小屋の中で荷物を探すときは近くを照らす。この使い分けが、山ではとても便利でした。

消灯後にトイレへ行くとき、ヘッドライトに助けられました。2種類の光を使い分け、隣で寝ている人に気を使わずに済みました。

山小屋では、明るさよりも「周りに迷惑をかけない光」が役に立ちます。

スポットはその後も改良が続き、後継モデルの「スポット400」が出ています。ただ、正規代理店の直販サイトでは取り扱いが終わっています。

そこでこの記事では、スポット400も含めて「今から買うなら」という目線で6製品を比べます。

山小屋泊でヘッドライトが必要になる3つの場面

「小屋に泊まるだけなら、なくても平気では」と思うかもしれません。実際には、次の3つの場面で出番があります。

  • 消灯後:トイレや荷物の整理
  • 早朝:ご来光を見るための出発
  • 下山の遅れ:日が暮れたあとの登山道

いちばん出番が多いのは消灯後です。小屋の廊下やトイレは暗く、足元が見えないと段差でつまずきます。

次が早朝です。ご来光を見に行く日は、まだ暗いうちに小屋を出ることになります。

最後が下山の遅れです。秋は日が短く、涸沢の紅葉の時期などは、思ったより早く暗くなります。

「晴れの予報でも、ヘッドライトはザックに入れておきましょう」

山小屋泊で失敗しないヘッドライトの選び方3つ

選ぶときに見るポイントは、赤色ライト、電源、操作のしやすさの3つです。

赤色ライトがあるか

山小屋泊でいちばん差がつくのが、赤色ライトの有無です。

消灯後の大部屋では、隣の人が眠っています。白い光は暗さに慣れた目にまぶしく、寝ている人を起こしてしまうこともあります。

赤色ライトなら光がやわらかく、目への刺激も少なめです。赤色ライトがない製品もあるので、買う前に確認してください。

電池式か充電式か

次に電源です。ヘッドライトには、乾電池で動くタイプと、USBで充電するタイプがあります。

私は乾電池式を使っていますが、寒い朝に電池の減りが思ったより早く、慌てたことがあります。標高の高い山小屋は、夏でも朝晩が冷え込みます。

充電式で気になるのは、小屋で充電できるかどうかです。山小屋の電気は自家発電が中心なので、充電できる前提で計画を立てないほうが安全です。

迷ったら、電源のタイプに合わせて次のように備えておくと安心です。

  • 乾電池式:予備の電池を1セット持つ
  • 充電式:モバイルバッテリーを一緒に持つ
  • 両方使えるタイプ:充電池と乾電池を使い分ける

北アルプスの山小屋の充電事情もまとめています

手袋のまま操作できるか・ロック機能があるか

意外と見落としがちなのが、ボタンの押しやすさです。

私は寒い朝、手袋をしたままだとボタンが押しにくく、何度も手袋を外しました。ボタンの大きさや位置は、お店で実物を触って確かめるのがおすすめです。

もう一つ見ておきたいのがロック機能です。ザックの中でボタンが押されて勝手に点灯し、いざ使うときに電池切れ、という事態を防げます。

明るさの数字は目安でOK

ルーメンは明るさの目安です。山小屋泊が中心なら、数字の大きさより、明るさを落として使えるかどうかを見てください。消灯後の小屋の中では、明るすぎる光はかえって使いにくいためです。

「赤色ライト」「電源」「操作のしやすさ」の3つを見れば、大きく外しません。

登山ヘッドライトおすすめ6選の比較表

6製品のスペックを表にまとめました。数値はすべて、各メーカーの公式サイトと正規代理店の表記です。丸の付いた項目は、6製品の中でいちばん良い値です。スマホでは表を横にスクロールして見られます。

製品名を押すと、その商品の紹介に移動します。

スクロールできます
項目ペツル
ティカ
ペツル
アクティック コア
ブラックダイヤモンド
スポット400
ブラックダイヤモンド
アストロ300
モンベル
リチャージャブル パワーヘッドランプ
モンベル
マルチパワー ヘッドランプ
メーカー価格(税込)5,830円13,530円販売店の在庫のみ3,410円4,290円2,970円 ◎
明るさ350ルーメン625ルーメン◎400ルーメン300ルーメン300ルーメン300ルーメン
重さ94g88g86g(電池込み)83g(電池込み) ◎86g95g(電池込み)
電源単4電池×3(付属)
別売の専用充電池も可
専用充電池(付属)
単4電池×3も可(別売)
単4電池×3(付属)
別売の専用充電池も可
単4電池×3(付属)
別売の専用充電池も可
内蔵充電池
USB Type-Cで充電
単4電池×3(付属)
別売の専用充電池も可
防水IPX4IPX4IPX8◎IPX4IPX6IPX8◎
赤色ライトあり◎あり◎あり◎なし記載なし
(電球色LEDあり)
記載なし
(電球色LEDあり)
向いている人はじめての1台に充電も乾電池も使いたい人旧スポットからの買い替え日帰り登山やキャンプモンベル派で充電式がほしい人予算を抑えたい人

価格は公式サイト・正規代理店のメーカー価格(税込、2026年9月時点)です。通販サイトでは、これより安く販売されていることがあります。重さは各社の表記どおりで、電池込みかどうかの書き方はメーカーによって異なります。

防水の「IPX」は数字が大きいほど水に強い目安で、IPX4は水しぶき、IPX8は水に沈めても耐えるレベルです。

モンベルの2製品は、公式サイトに赤色ライトの記載がありません。代わりに、明るさ10ルーメンの電球色LEDを搭載しています。

「赤色ライトがあって手頃なのは、どれだろう?」

登山ヘッドライトおすすめ6選

ここからは、6製品をひとつずつ紹介します。

ペツル ティカ

フランスのメーカー、ペツルの定番モデルです。赤色ライトとロック機能がそろって、メーカー価格は5,830円と手頃です。

単4電池3本で動き、別売の充電池「コア」にも対応しています。はじめて山小屋に泊まる人が、最初の1台として選びやすいモデルです。

ペツル アクティック コア

充電池「コア」が付属し、USB Type-Cで充電できるモデルです。明るさは625ルーメンで、6製品の中でいちばん明るくなっています。

充電用のUSB Type-Cケーブルは付属しないので、手持ちのケーブルを使います。

強みは、充電が切れても単4電池3本に入れ替えて使えるところです。充電できない小屋に泊まるときも安心できます。

メーカー価格は13,530円と6製品で最も高価ですが、長く使う1台を選びたい人に向いています。

ブラックダイヤモンド スポット400

私が使ってきたスポットの後継モデルです。単4電池3本のほか、別売の専用充電池「BD1500」も使えます。

防水はIPX8で、メーカーの本国サイトでは水深1.1mで30分使えると案内されています。赤色ライトとロック機能も備えています。

後継モデルのスポット400は、正規代理店の直販サイトでは取り扱いが終わっています。登山用品店や通販の在庫は残っているので、買うなら「国内正規品」の表記があるものを選んでください。

ブラックダイヤモンド アストロ300

メーカー価格は3,410円で、重さは電池込みで83gです。単4電池と、別売の充電池「BD1500」のどちらでも使えます。

注意したいのは、赤色ライトが付いていないことです。山小屋泊よりも、日帰り登山の備えやキャンプに向いています。

モンベル リチャージャブル パワーヘッドランプ

本体に充電池を内蔵し、USB Type-Cで充電するモデルです。メーカー価格は4,290円で、モンベルの店舗で実物を確かめやすいのも魅力です。

防水はIPX6で、点灯はダブルクリック式のため誤って点きにくい作りです。充電式なので、モバイルバッテリーとセットで持っていくと安心です。

通販サイトでは、メーカー価格より高く売られていることがあります。モンベルの製品は、公式オンラインショップか店舗で買うのがおすすめです。

モンベル公式オンラインショップで見る

モンベル マルチパワー ヘッドランプ

メーカー価格は2,970円で、6製品の中でいちばん手頃なモデルです。単4電池3本で動き、別売の専用充電池も使えます。

防水はIPX8と、価格のわりに水に強いのが特長です。赤色ライトの記載はありませんが、10ルーメンの電球色LEDを搭載しています。

モンベル公式オンラインショップで見る

山小屋泊のヘッドライトでよくある質問

予備の電池は必要ですか?

乾電池式なら、予備を1セット持っていくと安心です。寒い場所では、電池の減りが早く感じられることがあります。

スマホのライトで代わりになりますか?

短い時間なら使えますが、おすすめしません。片手がふさがるうえ、スマホの電池は地図や緊急時の連絡のために残しておきたいからです。

充電式を持って山小屋に泊まっても大丈夫ですか?

問題ありませんが、小屋で充電できるとは限りません。モバイルバッテリーを持つか、乾電池も使えるタイプを選ぶと安心です。

充電式を選ぶなら「充電できなかったらどうするか」まで決めておきましょう。

まとめ|山小屋泊のヘッドライトは赤色ライトと電源で選ぶ

最後に、選び方のポイントを振り返ります。

山小屋泊で見る3つのポイント

  • 赤色ライト:消灯後に周りを起こさない
  • 電源:充電できない前提で備える
  • 操作:手袋のまま押せるか、ロックがあるか

迷ったら、赤色ライトとロック機能がそろったペツル ティカから選ぶと、大きな失敗は少ないはずです。

ヘッドライトは、山小屋の夜を安心して過ごすための道具です。自分の泊まり方に合う1台を選んでください。

ヘッドライトが決まったら、ほかの持ち物もそろえておきましょう。

登山に必要な持ち物を確認する

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