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【唐松岳】定年退職した父と日帰り登山!登山で感じた久しぶりの親子の会話・日帰りルートや、注意点を解説

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こんにちは、じぃです。

唐松岳は、八方尾根ゴンドラリフトから日帰りで登ることができる人気の山です。

私は長野県に住んでいて、地元の山でもあり何回も訪れたことのある思い入れ深い場所です。

この記事では唐松岳の概要ルート、コースタイム、実際に歩いたときの様子や注意点を紹介します。

また、定年退職した父から「一緒にいかないか?」と誘われ日帰り登山をしてきました。何度も登ってきた山ですが、父と登る山はまたいつもと違った感覚でなんともいえない経験になりました。当日の様子も合わせて紹介していきたいと思います。

目次

唐松岳の概要・アクセス

唐松(からまつ)岳は、日本百名山のひとつで、長野県と富山県にまたがる北アルプスの後立山(うしろたてやま)に位置する2696mの山です。

夏は登山、冬はスキーと季節問わず人気の山で、ゴンドラやリフトを利用することで、標高1830mの八方池山荘まで簡単にアクセスでき、登山初心者でも挑める山として知られています。

八方池山荘からの登山では、白馬三山や五竜岳・鹿島槍ヶ岳、そして稜線に立てば劔岳・立山連峰などの展望にも終始恵まれます。危険箇所も比較的に少ないため、初心者でも北アルプスの醍醐味を満喫出来ます。

唐松岳頂上山荘に宿泊し、きれいに咲く花と大展望から眺める景色は最高ですが、アクセスのしやすさから日帰り登山としても人気があります。

※唐松岳への交通アクセス、八方池山荘までのリフト料金、八方池までの登山ルート概要は、以下の記事にまとめてありますのでこちらをご覧ください。

〈〈八方池までの交通アクセス・リフト料金・八方池までの登山ルート概要

ルートとコースタイム

唐松岳へ登頂するルートはいくつかありますが、今回は八方池山荘から登頂するルートを紹介します。

唐松岳(往復:7時間5分)

登り(3時間50分):八方池山荘(1時間)→八方池:扇雪渓:丸山ケルン(2時間30分)→唐松岳頂上山荘(20分)→唐松岳

下り(3時間15分):唐松岳(15分)→唐松岳頂上山荘:丸山ケルン:扇雪渓(2時間)→八方池(1時間)→八方池山荘

標高差:866m 唐松岳山頂2696m 八方池山荘1830m

唐松岳頂上山荘まで
八方池を過ぎるといざ唐松岳へ、本格的な登山が始まります。「ここから先は登山の装備が必要です」の案内板も。

しばらくは稜線上を歩くため白馬三山を眺めながら登りますが、ここから傾斜も厳しくなります。

少し登ると、木が増えてきて樹林帯へ入ります。1時間半ほど登り、扇雪渓で休憩をとりつつ高度をあげていくと丸山ケルンに到着します。標高2500mを過ぎたあたりから、森林限界を超え、視界が開けてきます。

丸山ケルンでは標高が上がり周りの景色も一変し、空が近く感じます。再び稜線上を歩く登山道にでて、しばらく進むと唐松岳頂上山荘に着きます。

※唐松岳頂上山荘への稜線

唐松岳頂上へ

唐松岳頂上山荘から唐松岳山頂までの所要時間は20分ほど。

北アルプスの醍醐味である360度の大展望を眺めながら、白馬三山や五竜岳・鹿島槍ヶ岳を満喫して頂上へ向かいます。

頂上へ着くとその先には日本三大キレットのひとつ不帰嶮(かえらずのけん)を超えて白馬三山へと続く縦走路になります。

不帰嶮(かえらずのけん)に向かうには、基本的な登山装備に加えて、ヘルメット、アイゼン、ピッケル、ハーネス、カラビナなどのクライミングの装備が必須になります、初心者の方、または装備を持たない方には無謀な挑戦となりますので、引き返すことをおすすめします。(私もまだまだ挑戦できるレベルにありません)

唐松岳へ登る装備品リストと注意点

唐松岳は初心者が登山に挑戦する山としておすすめする山です。高度な登山技術や、重装備は必要ないですが必要最低限の装備や体力は必要となってきます。

※必要な装備品リストを以下の記事でまとめてありますので参考にしてください。

〈〈登山初心者が揃えておきたい装備品リスト

登山するときには、しっかりとした準備をしてから登るようにしてください。

定年退職した父からの誘い

ここから書く内容は余談で、私自身の個人的な思い出話を紹介したいと思います。

私は、唐松岳には数回登頂しましたが、その中には定年退職した父と一緒に登ったことがあります。

単身赴任で多忙だった父は、退職したあと定年後の体力づくりも兼ねて、近所をウォーキングしたり、低い山でトレッキングしていました。

体力づくりをしていることは知っていましたが、普段の父は、どちらかというと寡黙で、論理的で、必要なことだけ話すような人でした。子供の頃の私には少し怖い存在でもありました。

たまに会っても、一言二言話すだけで、仕事も忙しかったこともあり、いつも不機嫌そうで近寄りがたい存在でした。

ですが、定年退職を期にプレッシャーから解放されたのか、口数は少ないが「少し丸くなってきた気がする」と感じていました。

そんな時、父との会話も少し増えた頃に父から、「唐松岳に登ったことがあるそうだな。今度連れて行ってくれや」といってきました。正直以外でしたし、父と二人で出かけるのは久しぶりすぎて少しだけ照れがありました。

父と唐松岳へ

父から誘われたのは意外でしたが、私は退職祝も兼ねて唐松岳へ登りました。

久しぶりの親子での会話や登山は最初からいつもと違っていました。山に入ると父はよく喋りました。

「最近の生活のこと」、「単身赴任での生活のこと」、「体力をつけていること」、「私が今まで登った山のこと」、「これから挑戦したい山のこと」など内容はよく覚えていませんが、普段なら絶対に話さないことを話してくれました。私が物心がついてから一番会話した気がします。

ですが、歩き始めは順調だった父も、標高が上がるにつれて息が荒くなり、何度も立ち止まり私のペースに付いてこられなくなりました。そんな父の姿をみていると、「元気だった父も、歳を取ったんだな」と少し感慨深い気持ちになりました。

それでも父は、決して弱音を吐くことなく自分のペースで前に進み、頂上に到着しました。その時の父の「しんどかったなぁ」と、うれしそうな顔は今でも忘れられません。

唐松岳は私にとってはいつもの唐松岳だったかもしれないけど父にとっては、非日常な特別な日だったのかなと思います。私にとっても忘れられない唐松登山になりました。

さいごに

唐松岳は北アルプスでも初心者におすすめの山です。アクセスの仕方や、標高1830mの高地まで一気にリフトで行けたり、整備された登山道もあります。また山頂からは360度の絶景が楽しめる魅力的な山です。

また今回は父とのエピソードを書かせていただきました。私にとって山は人との距離も縮めてくれる場所でもありました。

最後までお読みいただきありがとうございました。みなさんも是非唐松岳に登ってみてください。

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