有限会社ゴロー。東京・巣鴨にある、数多くの登山者に長い間指示され続けている登山靴専門店。専門の職人さんが、購入者の登山靴を一足ずつ手作りするお店で、足形を測ってもらいながら自分にあう登山靴を作れます。
今回は、私が10年以上愛用している完全オーダーメイドの登山靴「ゴロー」の魅力について紹介します。
ゴローとは
改めまして、有限会社ゴローとは、東京・巣鴨に本店を構えるオーダーメイドの登山靴を専門とするお店です。
履き心地と耐久性にこだわり、購入者の足を丁寧に計測し、骨の突起や爪の形状まで考慮した一足を作り上げます。ソールの張り替えなどのアフターサービスも充実しており、購入者の満足度も高いお店です。
なぜ、登山靴選びが重要なのか?
私は登山で最も重要なことは、自分にフィットした登山靴を選ぶことだと実感しています。それは捻挫や、足の爪が割れて怪我をした経験があることはもちろんですが、一番は疲労感の軽減です。
登山は長い距離を何時間も歩かなくてはいけません。登山靴の良し悪しで快適で安全に過ごせるか、常に足の痛みに神経が向き、登山に集中でるかは、シンプルに靴で決まるからです。
特にその効果を実感できるは登りではなく、「下り」です。下りは登りと違い、自分の体重以上の負荷が、足にかかります。私が負傷した原因も全て下りでの出来事です。足が靴の中でしっかりフィットしておらず、つま先が前に当たったり、靴の中で動いていると、痛みで疲労が急激に溜まります。私自身、合わない登山靴で履いていたときには、登山に集中できていませんでした。
しかし、足にフィットした靴を選ぶと、別のところに神経を集中できます。疲労感や安全面も全然違います。
だからこそ登山靴は、登山用具の中でも最も重要な装備だと感じています。
登山靴が合わず苦労した話:ゴローとの出会い
とはいっても私は、登山靴選びには苦労しました。今では「ゴロー」の靴で不自由なく登山を楽しめていますが、当時、専門店で買った登山靴を履いても、数時間後には靴擦れや、爪の痛みが出て、登山の最後には痛みとの戦いでした。
買い替えるにも一足の値段は安くない。それでも2回交換しましたが、私は2年間も足の痛みや、怪我に耐えながら登っていました。
高度な山や、テント泊で北アルプスを極めたいと思っていた私は、流石に限界を感じ、登山靴さがしを初心に帰って探し始めました。
そんなとき出会ったのが、完全オーダーメイドで登山靴を作成してくれる「ゴロー」でした。
ゴローの靴を購入。実際に履いてみた感想
ゴローの靴を求めて東京へ。当時の私の足は、両足の小指の爪が全部剥がれた状態でした。藁にも縋るおもいでゴローを訪ねました。
店内はいたるところにゴローの靴が並ぶ、おしゃれな雰囲気、靴の独特の香りがして居心地の良い感じでした。

そこで職人さんには、「単純に靴があっていないこと」・「両足の大きさが微妙に違うこと」を指摘されました。
そこで、改めて足のサイズを測り、靴の履き方をレクチャーしてくれました。足首の固定の仕方や、紐の結び方、手入れの仕方まで丁寧に教えてもらいました。
口コミや、レビューをみてそこで購入すると決めていた私は、早速注文。後日自宅に届きました。
実際に初めて履いてみて、足のフィット感が全然違いました。足に靴が着いている感覚で、これだと疲労感を感じないのではないかとすぐに感じました。
少しでも早く山で効果を実感したい。逸る気持ちを抑えられませんでした。


登山靴の選び方(初心者向け)
既出ですが、私は登山靴でなかなかフィットする靴が見つからず苦労した経験があります。
だからこそ、これから登山靴を購入する初心者の方に、私が大切に感じているポイントをまとめてみました。
1.カットの高さ
登山靴を選ぶ1つ目のポイントはカットの高さです。カットの高さは大きく3種類あります。
登る山のレベルにもよりますが、初心者でもミドルカット以上の登山靴をおすすめします。理由はローカットよりも、くるぶしの高さまで靴で隠れるためしっかりと足首を支えてくれます。ミドルカット以上ならやや起伏のある登山道でも安定した歩行がしやすくなります。
2.サイズ
普段のサイズよりも少し大きめを選ぶことを推奨します。これは厚手の靴下を履くためです。また下山時にはつま先の痛みを防ぐためでもあります。(私はここで普段と同じサイズを選び失敗しました。)
3.ソール(靴底)
登山靴には、ソールの柔らかいもの、硬いものがあります。
初心者は柔らかいほうが歩きやすいですが、これから登山を続けていこうと思っている方、また、あなたの足が疲れやすいタイプなら少し硬いタイプの靴を選ぶことをおすすめします。
4.防水機能
山登りでは、山の天気の変わりやすさにも気を配らなくてはいけません。靴選びもしっかりと防水素材が備わっているか確認するようにしましょう。
中でも防水と透湿機能を兼ね備えたものとして有名なのが「ゴアテックス」です。ゴアテックスは種類もデザインも豊富なので選びやすいです。
5.「まあ大丈夫かな」で購入しない
私は初心者でなんの知識がなかった頃、フィーリングで購入しました。少し違和感があったのですがその違和感は登山では数時間であらわれます。
本当に自分にあった靴があるまでは妥協してはいけません。本当に合う靴は履いた瞬間に感じるものです。専門家にしっかり見てもらい購入しましょう。
まとめ
今回は、私が愛用するゴローの登山靴に関して執筆させていただきました。最後までつきあっていただきありがとございます。
登山靴選びは、登山としての楽しみ方だけでなく、安全性を左右する重要なアイテムです。カットの高さ、
サイズ、フィット感、ソールの高さや靴下のサイズ、すべてが歩きやすさに関係します。
私自身、合わない靴で何度も痛い思いをしてきましたが、自分に合う一足を見つけたことで登山が更に楽しく思えるようになりました。
みなさんも自分にあった一足を手に入れてください。
